お客様とコミュニケーションを重視し、お客様の法定監査のニーズに応じて、お客様の立場の理解とニーズの実現に可能な限り努めております。

携帯サイトはこちら
お問い合わせ 03-3518-2723
監査ホットライン
ガバナンスに関する取り組み
監査法人のガバナンスコード(組織的な運営に関する原則)に対する当法人の組織の仕組みと考え方を下記に説明致します。
 
 
 
(トップの姿勢、共通の価値観と行動指針、職業専門家への動機付け、開放的な組織文化、風土など)
監査法人は、会計監査を通じて企業の財務情報の信頼性を確保し、その情報に基づく資本市場の健全な機能と参加者の保護を図ることで、ひいては国家経済の健全な発展に寄与する役割を担っております。また、その規模は数千人の大法人から少人数の法人まで様々であり、その特性も多岐にわたっております。
当法人は、法人の名称の中に誠実性(誠)を掲げておりますが、誠実性は経営における真摯さや、監査に求められる公正不偏の立場(独立性)にも通じる概念であると考えております。
当法人は、この誠実性を中核とする法人理念を基に、代表社員のパートナーシップによって構成されております。
そして統轄代表社員が中心となり、上記価値観の法人内への共有と浸透を図っております。さらに当法人では行動指針(理念)として、「法令を遵守し、皆が光り輝く、思いやりのある法人にしよう」を掲げております。
これは、法令遵守の基本姿勢のもと、法人の代表社員、専門職員及び事務職員のモラルを向上させるため、その人格と個性を尊重し、その強味を発揮すると共に思いやりを通してそれらを調和させ、開放的で創造的、かつお互いを尊重し合う風土を法人内に醸成していこうという社員共通の思いが込められております。
(組織的な運営、重要な業務運営の経営機関の役割、経営機関の構成員の選任など)
わが国の監査法人制度は、公認会計士法上、5人以上の公認会計士(社員)で構成する無限連帯責任のパートナーシップを基本型としております。
当法人は、その基本スタイルに近い9人の代表社員から構成されております。
代表社員が少人数であることから相互牽制と監視機能が働きやすいうえに、情報共有の迅速さというメリットも有しております。
意思決定とそれに伴う調整が複雑な大規模法人は、組織的な運営のために特別な経営機関が必要となりますが、当法人は少人数の代表社員による効率的な経営を行っているため、大規模組織のガバナンスに要求されるような組織機関は、その性質上、必要としておりません。
当法人においては少人数の代表社員で構成される社員会が組織的な運営の重要機関であり、合議制による意思決定を行っております。
社員会は、法人の業務運営方針を決定する重要な意思決定機関であるとともに、監査意見の公正性及び客観性を検証・監督する役割も担っておりますが、その他にも、構成員の採用、評価を行う機能も有しております。
意思決定権限が集中する社員会の運営を適切に行うためには、先述した理念(価値観)の共有と浸透が重要な要素であると考えております。
当法人の代表社員の多くが、一般企業での社外監査役や社外取締役の経験を有しております。代表社員の法人外での経験と知恵を法人内の経営に生かすことで、監査法人の経営機能の実効性が確保・強化されるものと期待できます。
(会計監査の品質向上に向けた意見交換、人材育成、評価及び報酬に係る方針、被監査会社との意見交換や議論、内部及び外部からの通報)
組織的な運営に実効性をもたせるため、当法人では、品質管理活動を「教育研修」「監査技能の養成」「情報セキュリティ」「人事評価」「人材採用」「業績管理」などに分類し、9人の代表社員が業務を分担して活動しております。そして各代表社員がそれぞれの担当する分野で効果的な活動ができるよう、毎月社員会の中で活動状況を報告し、意見を出し合いながら改善を図っております。
これら管理面における活動は、法人の組織的な運営に資するものであると考えております。
なお、被監査会社との十分な意見交換や議論は、法令に従い年複数回行っております。具体的には、経営者及び監査役等とコミュニケーションを行うことで、監査上、会計上の課題(リスク)について、討議や伝達などを行っております。
法人内外からの情報提供については、当法人のウェブサイト上に問い合わせ窓口を設け、適切に対応できるような体制を整備しております。
(会計監査の品質向上に向けた取組みについての閲覧)
当法人の「監査品質のマネジメントに関する年次報告書」及び「監査法人のガバナンス・コードの適用状況」については、当法人のウェブサイト上で適時に開示しております。
なお、会計監査の品質向上に向けた当法人の取組みについては、日本公認会計士協会ホームページの上場会社監査事務所(登録情報)においても詳細な説明がありますので、そちらを参照ください。